筆頭世話人代表 ごあいさつ
2026度日本JCシニア・クラブ
筆頭世話人代表 村岡 兼幸
(由利本荘JC)
1997年度日本JC 会頭
生涯一JAYCEE
JC卒業してからが本番
「もう一つのJC」がはじまる
日本JCシニア・クラブ
全国のJCシニアの皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
新春にあたり、「春は曙」ではじまる清少納言の「枕草子」を引用して、ご挨拶に代えさせて頂きます。
春は曙。やうやう白くなりゆく、山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細く棚引きたる。
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。
秋は夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝床へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。
冬は早朝。雪の降りたるは、言うべきにもあらず。
この一千年前の名文たる所以どこにあるのか。
「春は曙」この独創的な書き出しが、「枕草子」を美しくそして力強く印象づけます。自信に満ちて言い放つ躍動感は「春は曙」という表現からしか生まれません。
一言でいうならば、それは絶え間ない変化であり、際立った対比であります。文の構造は、春夏秋冬の四段に分かれ、「春の曙」と「秋の夕暮れ」は、和歌の伝統であり、「夏の夜」と「冬のつとめて」は、それまで顧みられなかった新しさであります。各段冒頭の一文は体言止めで統一されています。
現代人が共感できる「古典の清新さ」が、千年の歳月を一気に駆け抜け、現代のわたしたちの前に到達するのです。それを可能とした超高性能の乗り物こそが「枕草子」の軽やかな文体であり、躍動して止まぬ、スピード感あふれる「枕草子」の文章は、千年後のわたしたちの文章表現と自己表現のお手本であると思います。
さて、わたしたちにとっての超高性能の乗り物はJCであります。JCは一言でいえば『郷土を愛する運動』の乗り物であります。現役世代は、30代の青年らしい躍動感とスピード感あふれる10年あまりの運動ですが、その経験と人脈と情熱は、「40歳卒業」して、シニア世代になってこそ生かされ、「枕草子」のように季節に生きる、人生を楽しむ、40年、50年と長く続く乗り物を手にしたのです。
人生には限りがあるからこそ、一日一日を大切に、一人ではなく、地域を超え、世代を超えて、全国のJCの仲間とともに『郷土を愛する運動』を、「枕草子」のように、一千年続く、すなわち永遠に続くJC運動をみんなで楽しんでつくりましょう。
楽しくなけりゃJCじゃない!
新たな出会いと感動と勇気を!
行こうJAYCEE 明日のために!
全国のシニアの皆様のお越しを心からお待ちしております。


